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オープンソースのウィキソフトウェア「DokuWiki」の設定、テンプレートカスタマイズ、プラグイン開発などのメモ書き。

ユーザ用ツール

サイト用ツール


setting:config

SEO、ユーザビリティを考慮したDokuWikiの基本設定

このページでは、SEO(検索エンジン最適化)、ユーザビリティを考慮して、行っていた方がよいと思われるDokuWikiの基本設定を説明する。

DokuWikiの設定は、管理画面1つですることができる。デフォルトの状態では、SEO的にも好ましくないものもあるので、設定を変更しておこう。

設定項目一覧

ここで変更する設定項目一覧は、以下である。

設定項目 設定
基本
tagline サイト説明文を入力
表示
youarehere 1(チェックオン)
showuseras usernameユーザーのフルネーム
useheading 1常に使用する
hidepages 表示させないページを入力
スパム対策
indexdelay 0
リンク
target _blank
interwikiexternのみ
RSS配信設定
sitemap 1
高度な設定
gzip_output 1(チェックオン)
send404 1(チェックオン)
readdircache 60*60*24
ネットワーク
jquerycdn jquery
0(CDN を使用しない)以外を選択

各設定項目の説明

基本:tagline

設定項目 設定
tagline サイト説明文を入力

テンプレートが対応していれば1)タイトル下にサイト説明文(キャッチフレーズ)として表示される。ユーザーが一目でどんな内容のサイトなのかわかりやすくなるので、必ず設定しよう。

表示:youarehere

設定項目 設定
youarehere 1(チェックオン)

現在位置、つまりページの属する名前空間の階層構造であるパンくずリストを表示する。全てのページがフラットな構造のWikiサイトの場合はあまり意味がないが、ページが名前空間ごとの階層構造で作られているWikiサイトの場合は、パンくずリストはあった方がユーザーが迷子になりにくい。

表示:showuseras

設定項目 設定
showuseras usernameユーザーのフルネーム

これは、ページ編集者情報の表示設定である。デフォルトでは、loginname(ユーザのログイン名)となっており、これはログインIDである。セキュリティ上、ログインIDを表示するのはあまりよくないし、悪意のある者がこれを見てログインを試行されても困るので、usernameユーザーのフルネーム)としておくのが無難ではないだろうか。

表示:useheading

設定項目 設定
useheading 1常に使用する

これは、ページタイトルやデフォルトのリンクテキストなどに、ページの最初の見出しを使用するかどうかである。これを設定しないと、特にSEOにとって重要なタイトルが名前空間だけの表示になってしまう。例えば、このページだとタイトルが「setting:config」となる。これでは、SEO的に不利である。そのため、この設定項目は必ず設定し、各ページの最初の見出しはh1(====== ~ ======)としてページタイトルを記述するようにしよう。

表示:hidepages

設定項目 設定
hidepages 表示させないページを入力

これは、サイトマップなどのページを自動一覧出力する場合に、除外するページを正規表現で指定する。サイドバーやPlayground(遊び場)、整形記法のページを除外する場合は、(sidebar|playground:playground|wiki:syntax)のように指定する。

スパム対策:indexdelay

設定項目 設定
indexdelay 0

DokuWikiはスパム対策として、ここで設定した秒数だけページ作成・編集後の検索エンジンインデックス化を遅らせる。設定した時間が経過していない場合に、ページに<meta name=“robots” content=“noindex,nofollow” />が設定されるのである。しかし、編集者が管理者のみの場合や限られたメンバーのみの場合、これを設定する必要はあまりない。また、すでに検索エンジンインデックス化されているものが、頻繁にnoindexに変わってしまうのもどうかと思う。その場合、0もしくは値を小さくする方がよいだろう。

リンク:target

設定項目 設定
target _blank
interwikiexternのみ

これは、リンクのtarger属性を設定する。interwiki(InterWikiリンク)とextern(外部サイトへのリンク)は、外部へのリンクになるので、ページ離脱を防ぐ意味でも_blank(新規ウィンドウで開く)としておいた方がよいだろう。

RSS配信設定:sitemap

設定項目 設定
sitemap 1

これは、検索エンジン用のXMLサイトマップ自動生成の頻度(日数)を設定する。XMLサイトマップを作成することで、サイト構成・更新情報を検索エンジンに伝えることができる。デフォルトでは、0(0日:作成しない)となっているので、必ず設定しよう。

また、この設定と合わせて、DokuWikiをGoogle Search Consoleに登録するを参考に、Googleウェブマスターツールへの登録とサイトマップ送信を行う。

高度な設定:gzip_output

設定項目 設定
gzip_output 1(チェックオン)

これによって、ブラウザへ送信されるページを圧縮することができる。ページが表示されるまでの時間は少しでも短縮される方がよいので、設定しておこう。ただし、Webサーバー(Apache)の設定で圧縮が行われる場合は、チェックオフにしておく。

高度な設定:send404

設定項目 設定
send404 1(チェックオン)

DokuWikiは、未作成のページへアクセスした場合は、HTTPステータスコード「200」(OK)を返す。しかし、検索エンジンにそのページが存在しないことを伝えるには、HTTPステータスコード「404」(Not Found)にする必要がある。これを設定すると、未作成のページへのアクセスは、HTTPステータスコード「404」(Not Found)を返すようになる。なお、画面上の見た目はどこも変わらないので、確認はブラウザのデベロッパーツールなどで行う。

高度な設定:readdircache

設定項目 設定
readdircache 60*60*24

DokuWikiは、検索時にインデックスディレクトリ全体を読み込むが、この設定を行うことで、一覧表をキャッシュさせて読み込みを速くすることができる。ページ数が多く検索に時間がかかる場合は、有効な手段である。

ネットワーク:jquerycdn

設定項目 設定
jquerycdn jquery
0(CDN を使用しない)以外を選択

DokuWikiは、jQueryを使用しており、これらのライブラリはデフォルトではDokuWikiがインストールされている同一のホストから読み込まれる。この設定を行えば、同一ホストではなく、公共のコンテンツデリバリネットワーク(CDN)からライブラリを読み込むことができる。インターネット上に公開されているサイトの場合、CDNから読み込む方が表示速度が向上することが期待できるので、設定しておきたい。

参考ページ

1)
DokuWikiテンプレート(デフォルトテンプレート)は対応済み。
setting/config.txt · 最終更新: 2018/09/05 14:07:03 by admin